お店などポイントカードを提示すると貯まる各社のポイント。Tポイントや楽天スーパーポイント、dポイントなど、色んなところで貯めたり使ったりできる共通ポイントと呼ばれるものから、自社のみで使えるポイントなど様々な種類のポイントがあります。
今回は共通ポイントの中でも「期間や利用先が限定されたポイント」の概要や賢い使い方をご紹介します。
この記事の目次
期間・利用先が限定されたポイントとは
Tポイントを代表する共通ポイントは、コンビニでもガソリンスタンドでもスーパーやドラッグストアなど、企業や店舗をまたいで使えることができるので多くの人が貯めています。
そんな共通ポイントも「期間や利用できる店やサービスが限定された」ポイントがあります。ポイントの有効期限も短く知らぬ間に貯まっていて、知らぬ間に消えていく、そんなポイントです。賢い使い方がありますので実践してみてください。
呼び名は各社それぞれです。
- Tポイント:期間固定Tポイント
- 楽天スーパーポイント:期間限定ポイント
- dポイント:期間・用途限定ポイント
- Pontaポイント(リクルートポイント):期間限定ポイント
それぞれの期間・利用先が限定されたポイントについて解説します。
共通して言えること
各社、呼び名やサービス内容も微妙に違いますが、共通しているのは、お買い物に対して通常貯まるポイントは加盟店ならどこでも使えるポイントを付与しているのに対して、キャンペーンなどのボーナスポイントとして「期間限定ポイント」が付与されている点です。
キャンペーンで貯まるポイントが期間限定ポイントと理解していただければ大丈夫。ただしキャンペーンのボーナスポイントが全部期間限定ポイントではないのでご安心を。
Tポイント:期間固定Tポイント
Yahoo!ショッピングを使う方は良く目にすると思います。Tポイントの履歴を見ると期間固定Tポイントがあります。何もしていないのに勝手に付与されるケースもあります。洋服の青山の期間固定Tポイントは特に何もしていないのに付与されました。食べログやTSUTAYAは利用した際にキャンペーンポイントとして付与されたものです。
期間:店舗やサービスにより異なる
利用先:付与された店舗やサービスのみで利用可能
上記の通り、有効期限は付与された期間固定Tポイントにより異なります。1週間ほどの短いものもあれば、数か月先のものもあります。利用先もそれぞれ限定です。洋服の青山の1000ポイントは、洋服の青山でしか使えません。
また、有効期限が切れてしまった場合はいかなる理由でも救済することができません、とTサイトに書いてあります。付与されたポイントが通常ポイントなのか、期間固定Tポイントなのか、確認しておく必要がありますね。
通常ポイントと期間固定Tポイントの両方をもっていたら、どちらから利用される?
通常ポイントと期間固定Tポイントを両方持っている場合があります。その場合はどちらから使われるのかというと「有効期限が短い期間固定Tポイント」から自動で使われます。どちらのポイント使うか特に指定する必要もなく、使える期間固定Tポイントがあったら、有効期限が短いものから順に引かれますので、あまり意識する必要はありません。
期間固定Tポイントのお得な使い方
基本的には、付与された店舗やサービスで利用するしかありませんが、1つだけお得な使い方があります。
それは「Yahoo!ショッピングでギフト券を期間固定Tポイントで購入する」です。Yahoo!で使える期間固定Tポイントがおそらく一番付与されていると思います。Yahoo!ショッピングでお買い物をする際にも利用ができますが、Yahoo!ショッピングには、Amazonギフト券やJCBギフト券などの商品券類も販売されています。期間固定Tポイントもギフト券購入の際に利用ができるので、使い道がない場合はギフト券にとりあえず交換しておくのもおススメです。
取引をキャンセルした場合はどうなる?
商品を期間固定Tポイントを使って購入し、その後、返品などでキャンセルした場合、期間固定Tポイントはどうなるか?基本的には、有効期限内であれば戻り、有効期限切れの場合は失効します。
ただしYahoo!ショッピングの場合はやや異なり、有効期限内の場合は、そのまま戻りますが、有効期限切れでも一旦失効してしまいますが、改めて期間延長の上、付与されます。有効期限を延ばしたい場合などの裏技テクニックとしては、商品を期間固定Tポイントを使って購入し、キャンセルをすると期間が延長され戻ってきます。Yahoo!ショッピングの5のつく日などポイントが数倍になる日を何か購入を考えているときは裏技を使うといいかもしれません。ただ、手間がかかるので期間固定Tポイントをたくさんもらったときにでも考えてみてください。
楽天スーパーポイント:期間限定ポイント
楽天スーパーポイントもTポイントと基本は同じ、期限が決まっているポイントです。キャンペーン時に付与されることがあります。異なる点は以下の2点です。
- 使える場所やサービスは限定されない(楽天スーパーポイントが使えるならどこでも使える)
- キャンセル時、有効期限が切れていたら、失効してしまう(Yahoo!ショッピングのように戻ってきません)
どこでも使えるのでTポイントよりも汎用性がありますが、期限がありますのでそこだけご注意です。
dポイント:期間・用途限定ポイント
街のお店でつかう |
ネットのお店 |
dマーケット |
d払い |
ギフトコ |
ドコモ商品 |
メールストア等のドコモサービス |
寄付 |
チケットの優待購入(4thステージ以上) |
以下のサービスでは期間・用途限定ポイントは利用できません。
- ケータイ料金の支払い
- データ量の追加
- スゴ得のクーポン
- 賞品が当たる抽選
- 交換商品
おすすめはd払いに使うことです。d払いとして使えば、dポイント加盟店以外でも利用することができます。ローソンなどコンビニでも利用できるので便利です。
[st-card id=3536]
Pontaポイント(リクルートポイント):期間限定ポイント
Pontaポイントは少しややこしいですが、Pontaポイント自体には期間限定ポイントはありません。Pontaポイントに交換できるリクルートポイントに期間限定ポイントがあります。そして「リクルート期間限定ポイント」「サイト限定ポイント」2種類の期間限定ポイントがあります。ともにキャンペーンなどでもらえるプレゼントポイントですが、使える範囲が異なります。
リクルート期間限定ポイントは、その名の通りリクルートのサービス全般で使える期間限定ポイントです。一方、サイト限定ポイントは、リクルートのサービスサイトだけで使える期間限定ポイントです。
「人間ドックのここカラダ」「ポンパレモール」で付与されているのは「サイト限定ポイント」です。付いては消えの繰り返し。つまり値引きするからサイトを使ってねというクーポンのようなイメージで付与されます。
「リクルート期間限定ポイント」「サイト限定ポイント」を両方貯まっている場合でかつ、有効期限が同じ場合はサイト限定ポイントから利用されます。
まとめ
期間固定・限定ポイントはクーポンのような感覚で付与されます。また、何かを買ったらもらえるボーナスポイントとして活用している企業も多いです。ポイント欲しさについ買ったり、サイトを利用したけど、付与されるのは「期間固定・限定ポイント」だった!というケースも多々ありますので、もらえるポイントが通常ポイントなのか、期間固定・限定ポイントなのかは事前にチェックしておきましょう。
Yahoo!ショッピングで期間固定Tポイントが付与されたら、ギフト券などにすぐ代えてしまいましょう!