JR東日本を利用するという方のマストアイテム、Suica。電車賃を払うだけではなく、自動販売機やショップでの支払いに利用しているという方も多いのではないでしょうか。そんなSuicaをもっとお得に利用できるのが「ビュー・スイカ」カードです。
定期券の購入やオートチャージでもポイントが貯まるため、JR東日本ユーザーは見逃せないクレジットカードとなっています。今回は、クレカ好きの筆者も持つ「ビュー・スイカ」カードの魅力やおすすめポイントをご紹介いたします。
この記事の目次
1枚4役!?「ビュー・スイカ」カード 驚きのスペック
「ビュー・スイカ」カードはSuica機能はもちろん、クレジットカード、通勤・通学に便利な定期券、駅ビルなどで貯めることができる JRE POINTカードが一体となっており、お財布でかさばるカードを減らすことができます。
「ビュー・スイカ」カードは定期券機能つき、しかもポイントは3倍
定期券機能が一体となっており、JR東日本ユーザーにとって使い勝手はバツグンでしょう。通勤・通学のために定期券は固定費として毎月かかってくるものですよね。年間でトータルすると決して安いとは言えない金額になります。
「ビュー・スイカ」カードだと、定期券の購入でポイントが3倍、つまり1.5%がポイント還元されるほか、「ビュー・スイカ」カード自体に定期券情報を書き込むことができるため、定期券のクレジットカード購入、更新、ポイント付与を1枚で行うことができます。
また、Suica機能も一体となっていることから、定期券の区間外へ乗り越したとしても自動精算されるので乗り降りがストレスフリーです。
「ビュー・スイカ」カードでチャージの手間から解放!便利なオートチャージ
Suicaの残高がなくなってくるたび、一回一回チャージするのが面倒くさいと思ったことはありませんか?残高不足によって急いでいるときに余計焦ってしまったり、改札を止めてしまったりと困ったことがある方も多くいらっしゃるでしょう。「ビュー・スイカ」カードはSuicaにオートチャージすることができるため、チャージの手間いらずでより便利にSuicaを使うことができます。
オートチャージとは?
オートチャージとは、利用主が「残額が〇円以下になると自動的に〇円チャージする」と設定できる機能です。設定できる金額は、チャージを実行する額・入金する額共に1,000円以上10,000円以下、1,000円刻みでの設定が可能となっています。
例えば筆者の場合、「残額が1,000円以下になると3,000円チャージ」と設定しているため、残額700円の状態で改札に入出場するとオートチャージが実行され、3,700円の残額になります。オートチャージされるのは改札口のみで、自動販売機や売店で設定金額を下回ってもオートチャージは実行されませんのでご注意ください。
オートチャージでポイントが貯まる!
チャージの手間がいらないだけでも大変ありがたいですが、オートチャージでJREポイントが3倍貯まるのも見逃せない点です。1.5%とポイントの還元率が高く、オートチャージ設定をして損はないと言えます。
オートチャージを設定するには?
Suicaのオートチャージの設定方法は
・Suica付きビューカードに設定する
・Suicaをビューカードとリンクさせ、Suicaにオートチャージした金額をビューカードで決済するよう設定する
以上の2種類があります。どちらでもポイントは貯まりますので、ご自身にあったスタイルで設定しましょう。駅構内に設置されている「VIEW ALTTE」というATMで設定可能になっています。
JRE POINTが駅ビルなど加盟店で貯まる!
アトレやグランデュオなどのJRE POINTの加盟店でカードを提示すると、税抜き100円につき1ポイント貯まります。駅ビル内のさまざまな店舗でポイントが貯まるため、駅ビルを利用することの多い方はあっという間にポイントが貯まるでしょう。ポイントカードは作らない主義だという方も、Suicaやクレジットカードと一体なので抵抗感なく持ち運び・使用いただけると思います。
自動販売機で飲み物を買う際にもSuica付きのビュー・スイカカードなら楽に買えます。
年会費は実質無料
「ビュー・スイカ」カードは、年会費が税抜き477円かかってしまいます。しかし「Web明細ポイントサービス」を利用することで、毎月50ポイント進呈×12ヶ月で600ポイントをもらうことが可能です。紙面の明細書ではなく、Web明細ポイントサービスにするだけで年会費以上のポイントがもらえるのですから、利用しない手はありません。
インターネットが使える状況であれば、いつでも過去12ヶ月分から現在にいたるまでWeb明細を見ることができるため、筆者は特に不自由なく使えています。
安心の紛失・盗難補償
普段よく使うSuicaだからこそ、失くしてしまうリスクも高いですよね。残額がまだあるものを失くし、泣き寝入りしたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。筆者の知り合いにはSuicaを5回ほど紛失した過去を持つ猛者もおり、Suicaの紛失問題は明日は我が身といっても過言ではありません。しかし「ビュー・スイカ」カードなら、クレジットカード、Suica残額、定期部分を不正使用された場合、補償を受けられます。モノを失くしやすい体質の方でも安心して利用できますね。
「ビュー・スイカ」カードのデメリット
「ビュー・スイカ」カードの1つ残念な点は、クレジットカードでの通常のお買い物でもらえるポイントが0.5%だということです。1%もらえるようなカードがあることを考えると、0.5%という数字は他のクレジットカードと比べて秀でているとは言えません。
しかし、オートチャージや定期券の購入で1.5%もらえるメリットを踏まえると、サブのクレジットカードとして1枚持っておくのがおすすめです。
「ビュー・スイカ」カードを持つのにぴったりな方は…
「ビュー・スイカ」カードのデメリット・メリットを踏まえて、このカードを持つことの恩恵が大きい人をご紹介します。お悩みの方は是非参考にしてくださいね。
日々JR東日本を使っている人
通勤・通学で毎日のように利用されているという方は、持っていて間違いないでしょう。メインのクレジットカードとして持つよりは、サブのクレジットカードとして2枚目、3枚目用に使用してみてください。定期券やオートチャージだけでもポイントが貯まりますし、貯まったポイントは加盟店で使用するだけでなくSuicaにチャージすることも可能です。
また、そんなにクレジットカードを使う機会が無く、基本的に定期券の購入・オートチャージができれば良いという方は、メインのカードとして利用するのもおすすめになります。大学生の初めてのクレジットカードにもちょうど良いでしょう。
Suicaをよく使う人
電子マネーとしてSuicaを使う機会の多い方にもおすすめです。Suicaは普及率も高く使える店舗が多いのが特徴ですが、基本的にポイントは貯まりません。しかしせっかく買い物をするならば、お得にポイントを貯めていきたいですよね。
「ビュー・スイカ」カードにSuicaを紐付ける、または「ビュー・スイカ」カードのSuica機能で支払うと、チャージで通常の3倍である1.5%がポイント還元されます。他の電子マネーのポイント還元率は0.5~1%になっているので、1.5%は破格の還元率と言えます。コンビニや自動販売機でSuica支払いが多いという方は、「ビュー・スイカ」カードを持つことでざくざくポイントが貯まり、とってもお得ですよ。
最後に
私はオートチャージと、カード類をひとまとめにできるところに惹かれてサブカードとして利用中です。特別厳しい審査という印象はなく、一般的なカード会社と同じくらいの感覚です。
固定費であった定期券代の購入にポイントがつき、Suica利用もお得にできるためかなり満足度の高いクレジットカードです。Web明細のサイトもかなり見やすいので、デジタルが苦手な方でも安心して明細を確認いただけると思います!
「ビュー・スイカ」カードには、のクレジットカードと違った強みがあり、JR東日本ユーザー、電子マネーとしてSuicaを頻繁に使うという方には是非ともおすすめさせていただきたいです。入会キャンペーンでポイントもたくさん貰えるため、気になった方は公式HPを覗いてみてくださいね。
おまけ ビューゴールドプラスカード
ビューゴールドプラスカードという「ビュー・スイカ」カードのゴールドカードがあります。年会費は10,000円(税抜)とお高めですが、それなりの特典があります。本会員は年会費が掛かりますが、家族カードも作ることができ、1名目は年会費無料です。新幹線を仕事も含めよく利用する方は、ビューゴールドプラスカードがおすすめです。
ビューゴールドプラスカード会員は東京駅内のラウンジが無料!
東京駅内のビューゴールドラウンジが利用できます。通常は1,000円掛かりますが、ビューゴールドプラスカード会員は無料です。ただし当日発の新幹線グリーン車・特急グリーン車を利用することが条件となっています。
ラウンジでは軽食(お菓子)やソフトドリンク・新聞・雑誌・無線LAN・クローク利用がすべて無料です。
国内空港のラウンジ&ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港ラウンジを無料で利用できる
改札を入ってから出るまでの国内旅行損害保険と最高5,000万円まで補償される海外旅行損害保険がビューゴールドプラスカードにはついてきます。
JREPOINTが貯まる!
ビュースイカカードよりもポイントが多くもらえます。年間利用金額に応じてボーナスポイントがもらえるので使えば使うだけポイントをゲットできます。200万円以上利用すると還元率1%になります。
年間利用金額 | 月平均利用額 | 通常ポイント | ボーナスポイント数 | 合計 | 還元率 |
---|---|---|---|---|---|
70万円以上 | 58,333 | 3,500 | 1,500 | 5,000 | 0.7% |
100万円以上 | 83,333 | 5,000 | 3,500 | 8,500 | 0.9% |
150万円以上 | 125,000 | 7,500 | 6,500 | 14,000 | 0.9% |
200万円以上 | 166,667 | 10,000 | 10,500 | 20,500 | 1.0% |
ビューゴールドプラスカードも合わせて検討してみてください。