キャッシュレス化の波が各所で起きている中、10月1日から政府主導のポイント還元事業もスタートしました。現金よりも明らかにキャッシュレス決済の方がお得になっている中で、どれを使おうか迷っている人も多いでしょう。
クレジットカードや電子マネー、QR決済などいろいろありますが、それぞれメリット・デメリットがあり、安心して使えるか?など疑問は多く残ります。
クレカやQRコード決済に不安がある方におすすめしたいのが「デビットカード」です。
「デビットカード」ってそもそも何?という人もいるかもしれませんが、仕組みを理解すればめちゃくちゃ調度いい決済手段であることに気がつくはずです。
またネットショッピングやネットサービスを利用する際にカードによる決済が主流となっています。クレジットカードは持てないけどネットで買い物したいという人にもおすすめ。
今回はデビットカードの中でもおすすめランキング1位・2位を争う「三菱UFJデビット
」について詳しくまとめていきます。
- 15歳以上(中学生は除く)なら申し込み可能!
- 日本在住の方
- クレジットカードのような審査は不要!
- ネットでも利用できる!
- 使い方は簡単!
この記事の目次
デビットカードとは?
デビットカードはそもそもお買い物などで利用できるカードの1種で、カードと銀行口座を紐付け、カードを使って決済を行い、利用代金を口座から直接引き落とすという仕組みです。
クレジットカードと同じように店頭などでカードを提示して支払いを行うのですが、後払いではなく、即時払いという形になります。
つまり、良くも悪くも「銀行に預けている分しか使えない」ということです。
三菱UFJデビットの基本情報【使い方やポイント還元率は?】
おすすめのデビットカード「三菱UFJデビット」の基本情報を見ていきましょう。
国際ブランドは2種類あります。VISAとJCBです。
【三菱UFJ-VISAデビット】の基本情報
年会費 | 無料 ※2020年6月30日までに入会 ※カード有効期間5年間 ※通常年会費:1,100円(税込) |
---|---|
ポイント | 自動キャッシュバック |
ポイント還元率 | 0.2%(VISA) |
付帯保険 | ショッピング保険、不正利用補償 |
国際ブランド | VISA |
入会資格 | 普通預金口座+15歳以上(中学生は除く) |
ショッピング利用可能枠 | 口座残高範囲内 |
支払い方法 | 即時払い/1回払い |
スマホ決済/スマート決済 | Garmin Pay(VISA) |
【三菱UFJ-JCBデビット】の基本情報
年会費 | 無料 ※2020年6月30日までに入会 ※カード有効期間5年間 ※通常年会費:1,100円(税込) |
---|---|
ポイント | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 0.3〜0.5%(JCB) |
付帯保険 | 国内外旅行保険、ショッピング保険、不正利用補償 |
国際ブランド | JCB |
入会資格 | 普通預金口座+15歳以上(中学生は除く) |
ショッピング利用可能枠 | 口座残高範囲内 |
支払い方法 | 即時払い/1回払い |
スマホ決済/スマート決済 | Google Pay |
国際ブランドによってスペックが異なる
このように同じ三菱UFJデビットではあるのですが、選ぶ国際ブランドによってスペックが異なります。
例えば、VISAであれば利用金額の0.2%を自動キャッシュバックという形で還元するのに対して、JCBではOki Dokiポイントという形で還元されます。
デビットカードとしての基本的な性能に差はありませんが、付帯保険や対応しているスマホ決済など、利用者の求める内容に合わせて国際ブランドを選ぶ必要があります。
三菱UFJデビットの発行方法と使い方
三菱UFJデビットの発行方法と使い方をまとめていきます。
①発行方法
三菱UFJデビットを発行する前に三菱UFJ銀行の口座があるかを確認してください。口座があればお手持ちのキャッシュカードを用意して項目を埋めるだけで手続きができます。
キャッシュカードを用意するだけで申込自体は3分程度で可能です。
口座がない場合には、カード発行手続きと同時に口座開設を申し込む必要があります。
【銀行口座を持っている場合】
まず、三菱UFJデビットの公式サイトにアクセスします。
「三菱UFJデビット」公式サイトへ
ページ内の「VISAデビットのお申し込み」もしくは「JCBデビットのお申し込み」をクリックします。
キャッシュカードの「店番」「口座番号」「お名前(カナ)」を入力します。
「次へ」をクリックし、「キャッシュカードの暗証番号」を入力
注意事項を確認し、規約書などに同意します。
「カードデザイン」「カード券面に表示する名前」を入力
「カードの暗証番号」を設定
最後に入力内容やお客様情報を確認した上で「申し込む」をクリックすると手続き完了です。
【銀行口座がない場合】
銀行口座を持っていない場合は口座開設手続き後に三菱UFJデビットのお申し込みを行います。
まず、三菱UFJデビットの公式サイトにアクセス
「三菱UFJデビット」公式サイトへ
「アプリ・Webで口座開設」もしくは「アプリ・Web以外で口座開設をお申し込み」をクリック
その後、口座解説申し込みの手続きが始まります。本人確認書類を用意して案内にしたがって手続きを行っていきます。
口座開設の手続きが完了したら、以下URLから三菱UFJデビットのお申し込みを行ってください。
②デビットカードの使い方
デビットカードの使い方はクレジットカードと同じです。
店頭であれば「カードで」「VISA/JCBで」と伝えてカードを渡せば支払いが行えます。
まあ、カードを見せればだいたいはカード払いだなと気づくので言葉を発したくない人はカードを見せてください。
ネットショッピングであれば、クレジットカードを登録するのと同じように、デビットカードのカード番号や有効期限を入力するだけで使えます。
使う決済のネットワークはクレジットカードやプリペイドカードと一緒です。違うのは後払い(クレカ)か前払い(プリカ)か、即時支払い(デビット)の違いだけです。
三菱UFJデビットのメリット
三菱UFJデビットのメリットを挙げていきます。
共通のメリットから、VISA、JCBそれぞれのメリットもピックアップするので、国際ブランドを選ぶときの参考にしてみてください。
①VISA/JCB 共通のメリット
- 使いすぎの心配がない
- 国内・海外のお店で使える
- 15歳以上(中学生は除く)なら申し込みできる
- 利用限度額を自由に設定できる
使いすぎの心配がない
デビットカードはクレジットカードとは異なり後払いの仕組みではなく、利用金額が即時に口座から引き落とされます。
口座残高が不足していれば支払い自体ができないので、ついつい使いすぎるといった事態を防止できます。利用限度額を自由に設定できるので計画的に使える利用スタイルが魅力です。
支払い能力以上の決済はできないということです。
クレジットカードの場合は審査があり、この人は今は現金がないけどお勤めしてて、年収も高くて支払い能力があると判断された人は、信用を盾に今ある現金以上の支払いができるわけです。
国内・海外のお店で使える
VISA、JCB共に国内外の加盟店で利用可能です。
また、海外で現金が必要になった場合でも現地の提携ATMから現金を引き出すことができます。
15歳以上(中学生は除く)なら申し込みできる
15歳以上(中学生は除く)であれば申し込みができるので、高校生でも持つことはできます。クレジットカードが持てない方でもネットショッピングをする場合などあると便利なのがデビットカードです。
利用限度額を自由に設定できる
デビットカードは普通預金口座残高の範囲内なので、使いすぎの心配がありません。つまり利用限度額は自由に自分で設定できるということです。
残高を調整すれば好きなように使える柔軟性が魅力ですし、例えば、クレジットカードだと海外に持っていた際、限度額オーバーで使えなくなるリスクも考えられます。海外旅行などに持っていくならデビットカードの方が安心です。
②三菱UFJ-VISAデビットのメリット/魅力
- 利用金額に応じた自動キャッシュバック
- タッチ式決済システムに対応で支払いが速い
VISAの場合、還元はポイントではなく、キャッシュバックによって行います。基本の還元率は0.2%ですが、条件をクリアするごとに還元率がアップします。
またVISAのタッチ式決済システムに対応しています。こちらはデビットカードでもタッチするだけで支払いができてしまう新しい決済方式です。カードのやり取りが必要なくスマートな決済が可能です。
Suicaのように専用端末にピッとかざすだけで支払いが完了します。一度使うと支払いが速くてやみつきになります。
③三菱UFJ-JCBデビットのメリット/魅力
- ポイントが貯まる
- 付帯保険が充実している
- GooglePay対応
JCBではOki Dokiポイントが0.3~0.5%貯まります。
貯めたポイントは商品や他のポイント・マイルへの移行が可能です。OkiDokiポイントは様々な交換先があり、よく使うポイントなどに交換することをおすすめします。
また国内外旅行保険が付帯しているのが大きいです。補償額はどちらも最大3,000万円、ショッピング保険と不正利用補償もあるので、海外でも安心です。
JCBではGoogle Payに対応しており、デビットカードを登録すると、スマホで電子マネーのQuickPayが利用可能です。スマホをタッチするだけでお買い物ができる非常に便利なサービスです。
キャッシュレス決済促進の一環でJCBは20%還元キャンペーンを実施しています。(2019年12月15日まで)
三菱UFJ-JCBデビットも還元対象カードです。還元上限は10,000円で三菱UFJ-JCBデビットをGoogle Payに登録して利用すると20%がキャッシュバックされます。
三菱UFJデビットの注意点
三菱UFJデビットの注意点をご紹介します。注意点も含めてしっかりと理解していきましょう。
- 還元率が低い
- 口座残高を小まめに確認しないといけない
- クレジットと同じように使えない場所がある
クレジットカードやQR決済などと比較して通常の還元率はそこまで高くありません。
VISAは0.2%、JCBは実質0.3~0.5%と、ポイント還元を重視する人にとっては物足りないでしょう。キャンペーンをうまく使えば通常のポイント還元率よりも多くもらうことはできますが、デビットカードを使う場合は、お得よりも利便性です。利便性を求める人は特にデビットカードがおすすめです。
また、デビットカードの性質上、当たり前ですが口座残高の範囲内でしか利用できません。
そのため、残高不足にならないように口座を小まめに確認する必要があります。捉え方次第ですが、逆にそのおかげて使い過ぎないというメリットもあります。
使い方は計画的に!
クレジットカードと同じように使えない場所があるのも注意が必要です。
クレジットカードと同じように使えるデビットカードですが、場所によっては使えないケースがあります。例えば、ガソリンスタンドや高速道路、ネットの月額料金などに対応していないことがあるので注意が必要です。
デビットカードにはいつくかの注意点がありますが、利便性を考えると作っておくことをおすすめします。
年会費無料!キャッシュレスで最大5%還元!
三菱UFJデビットでは、現在年会費が5年間無料です。
対象期間内(2019年7月1日〜2020年6月30日)に新規入会をした人は発行から5年間の年会費が無料となります。
つまりこれはチャンスなのです!
また、キャッシュレス消費者還元事業の対象決済サービスでもあるため、対象店舗で三菱UFJデビットを利用すると5%もしくは2%の還元が受けられます。
お役立ち情報
よくありそうな問い合わせ情報のお役立ち内容です。お困りの際はご参照ください。
最後に
三菱UFJデビットについてまとめていきました。
で結局どっちがいいの?ですが、個人的にはJCBです。
日本で使うならJCBデビットです。海外にはデビットではなくクレジットカードを持っていくことをおすすめします。
日本ならJCBが使える場所が多いですし、JCBは日本の企業ですのでカード会員向けにキャンペーンもよく実施しています。
デビットカードは使いすぎの心配がないことや気軽に作れるという点も魅力的です。
あまり普及率の高くないデビットカードですが、目的や利用スタイルによってはぴったりな人も多いので、ぜひ三菱UFJデビットを申し込んでみてください。